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登録販売者試験の内容をわかりやすく解説!合格するための基礎知識

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くれは

登録販売者の資格を取ろう!

と思ったけど、試験日っていつ? とりあえず、薬の勉強したらいいの? そもそも社会人って、勉強する時間ない?

なんて思っていませんか?

今回は、登録販売者の資格取得を目指したい!と思っているあなたに知っておいて欲しい、登録販売者試験の試験内容や基礎知識について解説していきます。

そもそも、登録販売者とは何ぞや?と言う方は、こちらの記事を参考にしてください。

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登録販売者試験の概要

登録販売者試験は、各都道府県ごとに試験日が異なります。したがって、試験日や試験会場の詳細は、必ず自身の受ける都道府県のホームページを確認してください。今回は、参考までに令和5年度の東京都の試験について解説していきます。

試験日程

東京都

令和5年9月10日(日曜日)
午前10時から午後3時30分まで

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試験会場など、詳しく知りたかったらここを押してね!

登録販売者試験は、各都道府県ごとに年1回行われます。そのため、都道府県によって試験日が異なる場合があります。年に1回しか受けられないと、落ちてはいけないと言う不安が大きいですよね。でも、そんな不安を軽減する技があります。ズバリ、「併願受験」です。

例えば、令和5年度の東京都の試験日は9月10日ですが、群馬県は8月29日です。よって、東京都と群馬県の両方に受験票を提出することで、2回試験を受けられます。

群馬県で先に受けて、自己採点で合格点に到達すれば、次の東京の試験は心に余裕を持てます。仮に落ちてしまっても、東京で合格すればOKと、前向きに受験できます。さらに言ってしまえば、試験日さえ違えば1年に数回受験できると言うことです。

基本的に自身の住んでいる地域で受験をしますが、東京の人が群馬で受けて合格しても登録販売者資格は取得できます。仮に両方合格できたとしても、登録販売者資格はどちらか一方で取得するため何度合格しても問題ありません。

新型コロナウイルス感染症の影響で、県を跨いでの受験が禁止されている場合があります。
この場合は、その地域に在住している人しか受験できないと言う場合が多いため、自身が受けようと思っている地域のホームページは必ず確認しましょう。

合格基準

登録販売者試験合格基準
  1. 120点満点中84点以上
  2. 各章別問題で3割5分以上

登録販売者試験は1問1点、全120問の120点満点です。また、問題は分野別に1〜5章に分かれています。試験に合格するためには、2つの条件をクリアしなければなりません。

  1. 全体の点数を7割以上の点を取る
    84/120点以上取らなければ、不合格。
  2. 各章3割5部以上の点を取る
    1・2・4・5章は20点満点、3章は40点満点。よって、1・2・4・5章は7点以上、3章は14点以上取ることが必要。

この条件を満たさなかった場合、どのような点数を取ったとしても不合格になります。満遍なく点数を取ることが大切。

受験資格と受験料

受験資格:誰でも受験可

受験料:15,000円

登録販売者試験は、ドラックストアなどで働いていなくても受験できます。よって、とりあえず試験を受けて登録販売者資格を取得。必要になったら使う、ということもできます。

ただし、受験料は15,000円と意外と高いので、何となくで受験するのは控えた方が吉。ですが、登録販売者の知識は普段の生活にも活かせるものです。受験しないとしても、自身のスキルアップのために勉強するのもアリ!

資格を取得しても、販売従事登録をしなければ登録販売者として店頭で働くことはできません。

知っておこう!登録販売者試験の試験範囲

登録販売者の試験内容は、5つの分野に分かれています。しかし、都道府県のホームページに書いてある試験範囲は文章が堅く、理解しにくいことが多いです。

そこで、各章をわかりやすくまとめてみました!
試験範囲が理解できると、それに合わせて効率よく勉強することができます。まずは試験範囲を攻略しましょう!

第1章
【医薬品に共通する特性と基本的な知識】

1章

薬の毒性、小児・高齢者の年齢区分、薬害などの基本的な知識問題

第1章は知識問題です。と言うことは、覚えてしまえば点数が取れる分野。


最初は大変かもしれませんが、ある程度用語を覚えたらひたすら過去問を解き続けて、問題の傾向を理解できればOKです!

1章の出題傾向は、例年そこまで大きく変わりません。過去問をひたすら解いて、本番でも満点を狙っていきましょう!

第2章
【人体の働きと医薬品】

2章

人体構造と人体に及ぼす
薬の作用についての問題

人体の構造(臓器の名称や神経系など)について学んだことのない人にとっては、少し覚えるのに苦労する分野。苦労するからこそ、先に覚えてしまった方がいい分野とも言えます。

臓器の名前などは基本中の基本なので、早めに覚えないと問題文が理解できません。自分の体に置き換えて覚えた方が、覚えやすいかもしれませんね。

この分野も、毎年出題傾向は似通っているので、基本的な用語を覚えたら過去問を解いていくようにしましょう。

第3章
【主な医薬品とその作用】

3章

薬の成分名とその作用、および漢方の成分名とその作用についての問題

3章は他の分野と違って、配点が40点と最も高くその分出題数が多いです。と言う事は、覚えることが膨大であると言うことにつながります。

この分野は、成分名を覚え、その成分が何に作用するのかという、まさしく薬の作用についての分野です。そして、多くの受験生がこの3章に苦戦を強いられます。

まずは成分名など、基本的な部分は毎日やりましょう。その後過去問を解いて、解らなければその都度調べることを繰り返します。一見すると地味ですが、毎日の継続こそ力なり。

くれは

3章を制する者が登録販売者試験を制す!
というくらい大事!

第4章
【薬事に関する法規と制度】

4章

薬品の法律についての問題

4章は法律の問題ですが、法律の文章を丸々覚える必要はありません。必要な部分だけ覚えていれば、それで問題が解けます。

ここも、ひたすら過去問を解いて覚えていく分野です。1章と似ていますね。ただ、4章は法律なので1章より問題が解きにくいと感じるかもしれません。それでも、満点を目指す勢いで勉強していきましょう。

第5章
【医薬品の適正使用と安全対策】

5章

医薬品の安全対策
健康被害時の救済措置などの問題

問題内容が理解しやすく、どちらかというと応用問題です。問題の出題傾向から難しめの時と比較的簡単な時があり、点数の振れ幅が大きくなりやすい分野です。

5章については、問題文をしっかり読んで何について回答しなければならないのかをよく見極めてください。ここも満点を狙っていきましょう。

登録販売者試験を
受けるまでの流れ

試験までの流れ
  1. 受験地を選んで、試験日を確認する
  2. 試験に向けて勉強する
  3. 受験票を提出する(受験先のHP参照)
  4. 試験を受ける

試験までの流れは、とてもシンプルです。しっかり勉強して受けるだけ。

注意点として、受ける都道府県によって日にちが異なります。併願受験を検討しているのであれば、試験日を間違えないようにしましょう。


受験票は、都道府県のホームページに記載がありますので必ず確認して下さい。郵送でOKなところもあれば、役所まで持参しなければならない場合もあります。

まとめ

登録販売者試験基礎知識
  • 都道府県によって受験日が異なる
  • 合格点は
    120点満点中84点以上
  • 誰でも受験できる
  • 受験料は受験料は15,000円
  • 試験は1〜5章に分野が
    分かれている
  • 基本は過去問を解いて対策

いかがでしたか?

今回は、登録販売者試験について解説してきました。
これで受験方法や試験範囲を知ることができましたね!

試験範囲の解説の中で、少し勉強方法についても解説していきましたが、より詳しい勉強方法が知りたい!という方はこちらの記事も参考にしてください。

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管理栄養士・登録販売者の資格を取得しているドラックストア店員20代女性です。 資格取得の経験を活かして、登録販売者資格の勉強方法やおすすめの商品などをお届けします。