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登録販売者がなくなる仕事って本当?「2分の1ルール」廃止後の需要と将来性

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登録販売者を目指そうと思って検索していると、「登録販売者の仕事はなくなる」というようなワードが出てくることがあります。

これから頑張ろうと思った矢先のコレでは、出鼻をくじかれるようなものですよね。

でも、もしこれが本当なら・・・

なんて考えたりしていませんか?

今回は、本当に登録販売者という資格がなくなってしまうのか?についてお話ししていきます!

登録販売者がなくなる仕事って本当?

結論

なくなりません!

むしろ無くなったら、ドラックストアは存続できません。

はい。今日の内容は終わりです。

いやまぁちゃんと解説していきます(笑)

そもそも、薬を調合したり販売できるのは、基本薬剤師だけです。
これは理解できると思いますが、薬剤師になるためには大学に6年間通い、更に難易度の高い国家試験を受けて合格しないと薬剤師になれません。

単純に考えて、絶対なれる人少ないですよね。

ただでさえ少ないのに、どうやって全国の病院・薬局に配置した上で、薬を販売するためにドラックストアにも配置できるのでしょうか?

無理です。

そこで、薬剤師以外に薬を販売できるようにしたのが登録販売者という資格です。

薬剤師、もしくは登録販売者がいなければ一般用医薬品、つまり市販薬の販売はできません。


ということは、薬剤師か登録販売者のどちらかがいなければ、ドラックストアは営業ができません。

薬剤師の数は少ないのだから、登録販売者がいなければお店が回りませんね。

結果

登録販売者がなくなる≒ドラックストアがなくなる

ということです。

ではなぜ登録販売者がなくなるといった噂が出てきたのか?

それは「2分の1ルールの廃止」が原因だと思います。

そもそも「2分の1ルール」とは?

過去、一般用医薬品を取り扱う場合、店舗の営業時間の半分以上は薬剤師や登録販売者などの資格者が常駐しなければならないという決まりがありました。

例えば、お店が10時〜22時の12時間営業の場合、資格者はそのお店に6時間以上常駐していなければなりません。

これが2分の1ルールです。

一般の方がお薬を安全に使用するために、いつでも相談できるようにと設けられた規定でした。

現在は2分の1ルールは廃止されている

主に市販薬を取り扱うような薬局やドラックストアでは、問題なく資格者を配置させることができていましたが、困ったのは24時間営業しているコンビニやスーパーです。

コンビニやスーパーで薬を扱おうとしたら、最低でも12時間は資格者が常駐しなければなりません。

そうなると、1日で最低2人の資格者、1店舗運営するのに最低3〜5人の資格者が必要になり、コストが大幅にかかります。

コンビニなど少ない人数で営業する店舗にとって、痛手でしかありません。

このような状況から、コンビニやスーパーで一般用医薬品を取り扱いたくとも、現実問題厳しいということがあり、大手コンビニエンスストア企業が加盟する日本フランチャイズチェーン協会からの要望で撤廃に至った経緯があります。

なぜ登録販売者がなくなると噂されるのか?

ズバリ、2分の1ルールがなくなったことで、資格者の常駐時間が短くなり、結果として資格者の人数を減らすことができるようになたからです。

例えば、24時間営業のスーパーの一角で薬を販売していたとします。

2分の1ルールが存在した頃は、12時間以上資格者がいなければならなかったため、1日で2人の資格者が必要でした(1日8時間労働とした場合)。

これが2分の1ルールが撤廃されたことで、資格者が12時間もいる必要はなく、仮に10時〜18時の8時間だけ薬を販売したいと思った場合、資格者は1人で十分です。

これにより、1日に必要な資格者を2→1人にすることができ、大幅なコスト削減につなげることができます。簡単に言えば、資格者の半数をリストラさせることができるようなものです。

この、「必要無くなった資格者」の部分が肥大して、「登録販売者がなくなる」といった噂が出てきたのではないかなと思います。

と、噂の原因を考察してみましたが、改めて言います。

登録販売者の仕事は、なくなりません。

登録販売者の需要と将来は?

では、登録販売者がなくならないのはわかったが、今後はどうなのか?

需要や将来性はあるのか?

この部分について詳しくお話しします。

①登録販売者の現状

現在、登録販売者は薬局やドラックストア以外にコンビニやスーパーなど活動の幅は広いです。

つまり、早々なくなる仕事ではありません。

毎年、約6万人の方が登録販売者試験を受験しています。
これまでの登録販売者試験実施状況等について|厚生労働省より)

毎年これだけの人が受験しているということは、そこそこ需要がある資格ということです。

②登録販売者の将来

仕事は無くならない

今後も法律が改正されない限り、一般医療用医薬品を販売できるのは薬剤師か登録販売者だけになります。

そして、一般用医薬品をメインで販売しているドラックストア業界に着目すると、その店舗数は年々増加傾向にあります。(商業動態統計調査|経済産業省より)

ということは、今後も登録販売者の需要は高まっていくと考えられ、そう簡単に仕事は無くならないでしょう。

【結論】登録販売者は将来性のある仕事である

今後も店舗数の増加が予想され、それに比例して登録販売者の需要も高まっていくと思います。

少なくとも、今後5年10年で仕事がなくなることはないと思うので、将来性ありまくりの資格です。

登録販売者になるためには?

登録販売者の未来は明るい!

とわかったところで、では実際に登録販売者になるためにはどうしたらいいのか?

端的に言ってしまえば、試験を受けて合格すれば登録販売者になれます。
では、その試験はどのようなものなのか?
そもそも登録販売者の仕事内容は何なのか?

その疑問を下記の記事で解説しているので、参考にしてみてください!

登録販売者とはどんな国家資格なの?仕事内容や試験について徹底解説! くれは こんにちは!登録販売者のくれはです! ドラックストアに行くと、よく店内放送や薬のパッケージに「登録販売者にご相談くだ...

登録販売者試験の勉強方法とは

登録販売者試験に向けて勉強していく中で、スクールに通う方もいますが、多くの人は独学で勉強することが多いです。

また、受験される方の多くは医療知識0の状態。

つまり初心者の状態で受験して、見事合格される方も多いです。

では、独学で勉強するためにはどうしたらいいのか?

それは、参考書やテキストを購入して、何度も何度も解きまくることです!

古典的ですが、これが一番効率よく勉強できます。

でも、参考書やテキストは種類が多くて、どれを選んだらいいかわからない方も多いでしょう。

そこで、登録販売者試験用参考書・テキストのおすすめ10選をまとめました!

ぜひ参考にして、試験合格を目指してください!

登録販売者 参考書・テキスト問題集おすすめ10選を初心者向けに解説! 登録販売者試験を受けよう!と思ってまず初めに検索することといえば・・・そう!参考書の検索ですよね! 資格取得の勉強をしようと思...

まとめ

今回は登録販売者の将来性についてお話ししました。

登録販売者の仕事は簡単には無くならないので、ぜひ興味のある方、キャリアアップや給料アップをしたい方は挑戦してみてください!

ABOUT ME
kureha
管理栄養士・登録販売者の資格を取得しているドラックストア店員20代女性です。 資格取得の経験を活かして、登録販売者資格の勉強方法やおすすめの商品などをお届けします。