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【登録販売者の実務経験が積めない方へ】おすすめの働き方・活かせる仕事は?

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『登録販売者の資格が取れた!これで資格者としてお店を開けられるぞ!』
と思っていませんか?

実は、登録販売者の資格を取得してもすぐに店舗管理者として働くことはできません。一人前として働くためには、2年以上の実務経験が必要になります。

では、その実務経験はどうやってつけられるのか?
登録販売者の資格が活かせる仕事は何なのか?

今回は登録販売者の働き方について解説していきます!

登録販売者に必要な実務経験とは?

東京都保健局|登録販売者制度の改正について 省令改正の概要より

一人前(管理者)として勤務するためには、直近5年間のうち2年以上または1920時間(月80時間×12ヶ月×2年)の実務・業務経験が必要となります。

よって、直近5年のうちに2年以上の実務経験がない場合、店舗管理者として勤務することはできず、名札に「研修中」の表記をしなければなりません。

しかし、登録販売者の試験を受ける時、既に2年以上の実務経験があれば合格し次第店舗管理者として勤務することが可能です。

産休や育休、離職からの再就職などの理由で直近5年間に2年以上の実務経験が積めなかった場合登録販売者の資格はなくなるの?

実務経験がなくても、登録販売者の資格は失効しません。

登録販売者の資格は、試験に一度合格して資格を取得すれば、現行制度の下では『生涯有効』です。つまり、失うことはありません。

何年働かなくても、資格は失われないし、無効にもなりません。

ただし、直近5年以上のブランクがある場合実務経験の積み直しになるため、再度2年以上の実務経験が必要になります。

よって、再度名札に「研修中」の表記をした上で、管理者として勤務することはできません。

でも、1・2年休職・離職して復職する分には管理者として勤務できるため、産休や育休は比較的取りやすい資格だと思います。

登録販売者の実務経験として認められる仕事内容は?

結論

実務記録を付けられる場所で働けばOK

答えになってませんね(笑)

細かく言うと、薬の販売・陳列・管理・相談などの業務をしたら実務経験を積むことができ、記録をつけることができます。

この実務経験をつける場合には、大前提として薬を扱っている会社で働く必要があるため、主にドラックストアや薬局、薬の取り扱いのあるコンビニやスーパーと限定されてきます。

しかし、この資格を取ろうと思っている方のほとんどが、このいづれかで働いていらっしゃると思うので特に問題はないかと思います。

では、実際どのような仕事をすればいいのでしょうか?

上記の文字列だけを見ると難しそうと思いますが、具体的な仕事内容に言い換えると・・・

・レジ打ちでの薬の販売
・納品された薬の陳列(在庫だし)
・薬の期限チェック
・薬の接客 etc・・・

とまあ、薬に触れた仕事をしていれば大丈夫です。

例えパートやアルバイトだったとしても、レジ打ちしていれば薬をレジで打つこともありますし、在庫の商品を陳列するときに薬を陳列することもあると思います。

よって、特段何かを意識する必要はなく、いつも通りに働いていればOKです。強いて言うなら、薬の接客は資格者しかできないのでそこを意識してもらえればと思います。

登録販売者の実務経験としておすすめの仕事内容は?

おすすめの仕事
  1. ドラックストア
  2. 薬局

実務経験を積むためには、実際に薬を販売している場所で働く必要があります。そこで一番おすすめなのがドラックストアです。ドラックストアは薬だけではなく、化粧品や食品も扱っているため幅広い仕事内容をこなしながら経験が積めます。

その分、薬の接客回数が少ないと言うデメリットがありますが、それでも全く接客がない訳ではありませんし、比較的気楽に実務経験が積めるといった点でおすすめです。

薬の接客といった点においては、薬局も良い選択肢であると思いますが接客内容が本当に薬だけなので、正直飽きがくると思います。
(私は飽き性なので、薬局は向いてないと思いました。)

薬だけやりたいとあれば、ぜひ薬局でお仕事をしてみてください!

その他にも、薬を販売しているスーパーなどでも実務経験を積むことができますが、店舗数が少ないのでご自身に合った場所を見つけてみてください。

とはいえ、どうやって職場を見つけたら良いのかわからない・・・

どうしたらいいの?

そんな、これからどう動いたらいいかわからない方は、とにかく実務経験の積める会社に入ることを目標にしてください。転職で入るでも、アルバイトとして入るでも何でもOKです。
一番手っ取り早いのは、転職サイトやアルバイトの募集サイトで「登録販売者」で検索するか、ドラックストアや薬局に対象を絞って探すことです。

一度サイトを覗いてみるのも、実務経験を積む最初の一歩です。

実務経験を積むと自分で市販薬を販売できるようになる

登録販売者の資格を取得かつ2年以上の実務経験を積むことで、初めて一人前の登録販売者として活動することができます。この実務経験を積むことで、市販薬を自分で販売することができる権利(管理者)を得ることができます。

管理者になると、一人でお店を営業することができるようになるため、ドラックストアであれば登録販売者(管理者)が一人いれば薬の販売ができます。逆に言えば、管理者でない登録販売者(研修中表記のある登録販売者)がいても、お店を営業することはできません。よって、実務経験を積んでいるかいないかで需要が大きく変わってきます。

登録販売者の資格を取得した、またはするのであれば、実務経験をしっかり積んでお薬の販売ができるようになると良いですね。

まとめ

実務経験を積むのにおすすめの仕事
  1. ドラックストア
    薬だけではなく、化粧品や食品も取り扱っているため働いていて楽しい。
  2. 薬局
    薬の接客がメインであるため、薬の接客だけしたいというような人に向いている。

今回は登録販売者の実務経験の積み方について解説してきました。
実務経験を積みたいのであれば、薬を販売している会社に就職でもアルバイトでも良いので、とにかく入ることが大切です。

ただ資格を持っているだけでは、資格を活かして働くことができないのが登録販売者です。せっかく登録販売者の資格を持つのであれば、実務経験を積んで一人前の登録販売者として活動していきましょう!

ABOUT ME
kureha
管理栄養士・登録販売者の資格を取得しているドラックストア店員20代女性です。 資格取得の経験を活かして、登録販売者資格の勉強方法やおすすめの商品などをお届けします。