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【2023年版】登録販売者試験への独学勉強方法や勉強時間、スケジュールをもれなく解説!

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資格取得のために勉強しようと思っても、時間が取れなかったりそもそも勉強が苦手という人は多いですよね。

そこで、今回は働きながらでもできる勉強方法について解説していこうと思います!

くれは

ちなみに、私は勉強を始めて
4ヶ月で合格点を取れました!

この方法は、登録販売者試験の勉強だけに関わらず、様々な試験を受ける際の勉強にも応用できます。何かしらの資格取得を目指すのであれば、ぜひ参考にしてください。

勉強方法はあくまで一例です。この勉強方法を参考にしつつ、しっかり勉強して合格を目指しましょう!

登録販売者試験の3通りの勉強方法

早速ですが、勉強方法には大きく分けて3通りあります。
どの方法でも合格を狙う事はできますが、まず選ぶべきは自身の生活に合った勉強法です。

生活に合わせた勉強方法でないと、続けることはできません。
どの方法が自分に合っているのかを一度考えてみて下さい。

① オンラインや通信講座などの受講

メリット
  • 学校と同じように、科目を教わることができる
  • 分からなければ質問できる
  • 強制的に勉強する時間が作れる
  • 教材がしっかり揃っている
  • 合格率が高い
デメリット
  • お金がかかる
  • 自分のペースで学習できない
  • 時間が決まっている
  • 予習・復習など苦手分野は自分で補う
  • やらされている感が出る

1つ目は講座の受講です。
もういっそのこと、その道のプロに聞いてしまえ!といった感じですね。
このような講座の受講は『勉強を教えてもらえる』ので、学校に通っていた時と似たような感覚で勉強ができます。

②勤めている会社の研修制度を受ける

メリット
  • 会社で研修できるので、料金が安い
  • 模試などが受けられる
  • 知り合いと共に学習できる
  • 勉強のアドバイスをもらえる
デメリット
  • 全ての会社に研修制度があるわけではない
  • あくまで補助的な内容なので、基本は自分で勉強
  • 研修会場まで行かなければならない

2つ目は、勤めている会社の研修制度を利用することです。
これは各会社ごとに内容が違ったり、そもそも研修自体ない場合もあるかもしれません。したがって、すべての人が受けられるわけではありませんが、もし利用できるのであれば、積極的に受けてみましょう。

同じ会社に勤める『仲間』がいるので、お互いに相談し合ったり励まし合ったりと協力して勉強することができるかもしれません。

③独学

メリット
  • 自分の勉強したいタイミングで勉強できる
  • 参考書を買う程度なので、安くすむ
  • 自分のペースで学習していける
デメリット
  • 分からないところをすぐ質問できない
  • 学習計画などの自己管理が必要
  • モチベーションに左右され継続困難になると諦めやすい

3つ目は独学です。正直、この勉強方法の人が多いと思います。
登録販売者試験の試験範囲は、毎年さほど変わらないので参考書の内容ができるようになれば、合格点を狙うことができます。

ただし、独学は自分で勉強して分からなければ調べる必要があります。そのため、しっかり自分で計画立てて勉強して行くことが必要不可欠になります。

要するに、自己管理が必須の勉強方法です。これができるのであれば、独学で進めていく方がコスパ的にも効率がとても良いです。

  • どれを選んだとしても、しっかり自分から進んで勉強はする。
  • 自己管理が苦手な人は講座を受講する。

登録販売者試験の学習スケジュール 6ヶ月がおすすめ

1週間目
第1章:医薬品に共通する特性基本的な知識
テキストで第1章を学習&第1章の過去問を解く
(まずは全ては覚えなくてもいいので、一通り目を通し要点は覚える・比較的簡単)
2〜3週間目
第2章:人体の働きと医薬品
テキストで第2章を学習&第1章~第2章の過去問を解く
(得意な方と苦手な方に分かれます。イラストを活用する)
4週間目〜
第3章:主な医薬品とその作用
テキストで第3章を学習&第2章~第3章の過去問を解く
(ここが最大の難関。大半の方が挫折する章です。章内の項目や薬の成分の量が多いので、自分で前半・後半と区切って取り組むのがポイント)
8〜9週間目
第4章:薬事関連法規・制度
テキストで第4章を学習&第3章〜第4章の過去問を解く
(法律関係で覚えにくそうな気はしますが、問題の傾向は似ています。要点を覚える)
10〜11週間目
第5章:医薬品の適正使用・安全対策
テキストで第5章を学習&第4章〜第5章の過去問を解く
(応用問題。3章の内容が分からないと解けない場合が多いため、しっかり3章を学習した上で解くことが重要)
12週間目〜
ひたすら過去問を解く&解き直し
第1章〜第5章まで通しで過去問を解く
(自分の受ける地域の過去問だけでなく、様々な地域の過去問を解いて経験値を積む。間違えた場所はなぜ間違えたか、解き直しもしっかりと)

初めて登録販売者試験の勉強をするのであれば、6ヶ月くらいの学習スケジュールを立てるのが良いと思います。あまり学習時間が短いと、焦るばかりで内容が身に付かなかったり、逆に長いと気が緩み過ぎて集中できません。

私は約4ヶ月のスケジュールで勉強しましたが、それは管理栄養士の知識として第2章の人体の内容を既に知っていたという点が大きいです。

このように、既に一部の範囲を知っているのであれば多少勉強時間が短くても大丈夫ですが、0からスタートの場合は余裕を持って6ヶ月を目安にスケジューリングしてみてください。

1日の勉強時間は2時間前後がおすすめ

毎日勉強するのは大変と思うかもしれませんが、『継続は力なり』ってことで毎日コツコツ勉強することが大切です。

目安として、1日2時間前後くらい勉強することを目標にしていきましょう。毎日そんなに時間取れない。と思うかもしれませんが、2時間通して勉強する必要はありません。

1日の中で、トータル2時間程度勉強できればOKです。一般的に、登録販売者試験の勉強時間は約400時間といわれています。仮に1日2時間6ヶ月毎日続けたとすると、【2時間×30日×6ヶ月=360時時間】勉強することになります。

少し足りませんが、試験前に1日4時間や休日に少し頑張って3時間勉強すれば400時間になります。あくまで時間は目安なので、自分に合った時間と量勉強できれば良いのです。

例え2時間できない日があっても、30分だけ勉強したり、休日にできなかった日の分勉強したりと臨機応変に勉強していきましょう。

登録販売者試験の具体的な勉強方法(独学編)

ここからは、実際の勉強方法について解説していきます。
今回は、多くの人が当てはまるであろう独学(自習)でやっていくための基本的な方法を大きく3つにまとめました。

しっかり勉強して、登録販売者試験合格を目指しましょう!

①参考書の準備

まず初めに、参考書を準備しましょう。
参考書は本屋さんでもネットでも、どこでもいいので自分の気に入ったものを用意しましょう。中古のものでも構いませんが、どうせなら新しい過去問解説付きのものを買うのをおすすめします。

そして、参考書は1冊あれば十分です。
買ったとしても、せいぜい2冊までにして下さい。

なぜ1冊しか買わないのか?
  • ・3冊、4冊買っても解き切らない
  • ・2周、3周して解けない
  • ・同じようなことが書いてある
  • ・お金がもったいない

参考書は、いわば『問題の付いた教科書』のようなものです。
一度読んで、問題を解く。分からなければ読み返す・・・と、とにかく読み込んでいきましょう!
1冊を丸暗記する勢いで何周もすることで、自分の苦手分野を把握し対策することができます。

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②問題を解く

参考書が準備できたら、まずは読みましょう。
そして、読んで覚えた範囲の問題を実際に解いていきましょう!

例えば、1章の小児や高齢者の年齢区分について読んだとします。
そしたら、参考書に付いている問題の1章の年齢区分の問題だけ解きます。
こうすることで、読む(インプット)から解く(アウトプット)ができて知識が定着しやすくなります。

1章全て読んだら、実際の過去問の1章だけを解いていくのもいいと思います。

③過去問を解く

一通り知識をインプットできたら、あとはひたすら過去問を解いていきます。
この時、自分の受ける地域の過去問だけでなく、他の地域の過去問もやっていくようにしましょう。


自分の地域の分だけでは、ちょっと問題数として少ないです。なので、ぜひ全国の問題を解いてみてください。

過去問を解いたら、しっかり解き直しをしていくことが重要です。
解いて終わり。では、間違えた問題や何となくで答えてしまった問題を放置している状態です。それでは点数だって増えません。

過去問をやったら、『全部の問題を解説できるように復習する』のをセットでやるようにしましょう。

登録販売者試験を独学で勉強するためのテクニック4選

勉強の基本的な流れは、参考書を読んで問題を解くです。
ですが、ここではさらに知識定着をさせるためのテクニックをお伝えします。

①音読

声に出して読むことで、目で見て(インプット)声に出す(アウトプット)ことができ、より覚えやすい。

声を出すことで、参考書の内容を目で見て耳でも覚えることができます。また、眠気防止にもつながります。
会話するほどの大きさでなく、ぶつぶつ唱えるような音読でも大丈夫です。
とにかく、しっかり読んで内容を頭に入れていきましょう!

②もう一人の自分に説明する

なぜその答えになるのか。を自分なりの言葉で説明することで、頭の中が整理される。

まず、自分の中に何も知らないもう一人の自分を作ってください。
そして、その自分になぜこの問題の答えが違うのか、をわかるように説明してください。例えば・・・

もう一人のくれは

何で勉強する時に音読するの?

くれは

それはね、目で見てインプットして、声に出してアウトプットすることで知識が定着しやすくなるからだよ!

もう一人のくれは

なるほどね〜

と、こんな感じに説明してください。
説明する相手は、もう一人の自分でなくても家族でも友人でも誰でもOKです。

ここで大事なのは、『説明する』ということです。
説明するということは、一度調べて理解した上で相手に伝わるように話します。これは、内容をしっかり理解していないとできないことです。

調べて(インプット)伝える(アウトプット)プロセスが知識の定着に繋がります。

③ノートにまとめない

+αで覚えておきたい内容や、メモに残しておきたいことは参考書に直接書き込んで、参考書をノート代わりにする。

学生の頃、試験勉強のために1からノートにまとめ直して勉強していた人もいるのではないでしょうか?その当時の感覚で、参考書の内容をノートにまとめて覚えようとしているのであれば、時間の無駄になるのでやめてください。

そもそも、参考書は必要な内容が既にまとまった本です。プロが必要な情報をまとめてくれたのに、素人がまとめ直したら意味ないですよね。

よって、この言い回しの方がわかりやすい、この部分が繋がる、といったメモ程度の書き込みをしていくようにしましょう。

④解き直しは迅速に

自分がなぜその解答に至ったのか、記憶があるうちに解き直しをすることでなぜ間違えたのかを理解する。

解き直し手順
  1. 問題の意味を理解する
    →わからなければ問われている内容をしっかり確認
  2. 自分はどのように考えて答えを出したのかを思い出す
    →考え方の過程は間違えていないか確認
  3. 正解の答えをどのように求めるのか知る
    →正しい答えまでの過程を確認

試験勉強で大切なことは、わからない問題を無くすことです。当たり前かと思うかもしれませんが、それができないから合格できないのです。

わからない問題を無くすためには、なぜその問題が解けなかったのかを理解する必要があります。
問題の意味がわからなかったのか?考え方を間違えたのか?そもそも用語を覚えていなかったのか?
しっかり間違えたことに対して分析をしましょう。

そして、この分析が最も良く出来るタイミングは問題を解いた直後です。時間を空けずに解き直しをすることで、間違えた理由を思い出しやすく効率的に解き直しができます。

まとめ

登録販売者試験勉強方法
  • ・自分に合った勉強方法を見つけて、継続して勉強できる環境を作る
  • ・参考書は1冊だけ用意する
  • ・ひたすら問題を解く
  • ・迅速に解き直しをする

今回は、登録販売者試験の勉強方法について解説してきました。
自分に合った勉強方法を見つけて、しっかり勉強していけば試験に合格する可能性は格段に上がります!


『継続は力なり』といいますが、継続するということは難しいことです。
諦めず、頑張っていきましょう!

ABOUT ME
kureha
管理栄養士・登録販売者の資格を取得しているドラックストア店員20代女性です。 資格取得の経験を活かして、登録販売者資格の勉強方法やおすすめの商品などをお届けします。